【親も必見!】高校受験で後悔しないために。中3の4月に親子で取り組むこと

中学校

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新学期、中学3年生になった君たち、進級おめでとう。そして、いよいよ受験生。4月というこの時期は、誰もが「よし、頑張るぞ!」と、希望に満ちています。この気持ちこそが、君たちの未来を拓く一番の武器になります。

でも、ちょっと待って。そのやる気、どれくらい持続するのかな

これまで、まじめに頑張ってきた子たちは、このまま突っ走ればいい。でも、中には、「これまであんまり勉強してこなかったけど、大丈夫かな…」と、内心不安に思っている子もいるでしょう?保護者の方も、お子さんの高校進学に漠然とした(もしくは、はっきりとした)不安を抱えているかもしれません。

大丈夫。まだ間に合う

ただし、覚悟を決めよう。今、この瞬間に変わると決意しないと、君の未来は、君が想像するよりもはるかに厳しいものになる。3年生の4月は、人生で最も重要な「見直し」のチャンス。この時期を逃したら、のちのち、後悔することになるかもしれません。

まずは、自分の生活を徹底的に見直すことから始めましょう。


生活の見直し:君の人生は、日々の習慣からできている

「朝起きられない」「夜遅くまでスマホを触ってしまう」そんな生活を続けていて、受験に勝てると思いますか?はっきり言おう。無理です。

受験は、日々の小さな習慣の積み重ね。無駄な時間をなくし勉強に集中できる環境を整える。それが第一歩です。

起床・就寝時刻を決めろ

「朝早く起きる」これだけで、1日が劇的に変わる。起床時刻を毎日同じにすることで、生活リズムが整い、集中力も高まります。夜は、寝る時間を決めて、ベッドに入ったらすぐに寝る。君たちの睡眠時間は、脳を休ませ、記憶を定着させるための大切な時間なのです。

机の上とベッドの整頓

君の部屋は、戦場。受験という戦に挑む君の拠点です。その拠点が散らかっていたら、戦に勝てるわけがない。机の上にマンガやゲーム機が置いてあったら、それは誘惑以外の何物でもない。すぐに片付けましょう。ベッドも毎朝きちんと整頓すること。ベッドの整頓は、一日を気持ちよく始めるための儀式だと考えよう。

飲食の時間と内容

食事は、君たちの体と脳を作る源です。だらだらと食べ続けたり、お菓子ばかり食べていたりしないかな?食事は決まった時間に、バランスの良いものを摂る。これが、集中力を保つ秘訣です。

学習習慣の確立

これまで、自主的な学習習慣が身についていなかった君。大丈夫、今から始めればいい。まずは、食卓で勉強する習慣をつけよう。なぜ食卓か?それは、保護者の目があるからです。最初は監視されているようで嫌かもしれない。けれど、それは監視じゃなくて、君を応援するやさしい見守り。それが君のやる気を引き出す一番のカンフル剤になる。1日15分でもいい。まずは、その習慣を定着させよう。

通塾か、家庭教師か

学習習慣を身につけるためのもう一つの方法が、塾や家庭教師です。塾に通うことで、勉強せざるを得ない環境に身を置くことができます。家庭教師なら、君のペースに合わせて、丁寧に教えてもらえます。どちらを選ぶかは、君と保護者の方でしっかり話し合って決めましょう。勉強の仕方がそもそも分からないという人には、通信教育もいいでしょう。比較的安い金額から始められ、食卓での学習にも向いています。重要なのは、「誰かに強制的にでもやらせてもらう」という意識だということ、くれぐれも忘れずに。


家族の約束の見直し:人生は、ルールがあるから豊かになる

「うちの親、口うるさくて…」そう思っている君。それは違います。保護者の方は、君のことが心配だから、アドバイスをくれているんだよ。君の未来を真剣に考えてくれていると言う証拠です。

中学3年生になった今、改めて家族と向き合い、約束事を決める。それは、君の自立への第一歩なのです。

スマホ・SNS・ゲームとの付き合い方

スマホは友達との命綱だ!」なんて思っていないかな?確かに、スマホは便利なツールです。けれど、君の時間を奪い、集中力を削ぐ最大の敵にもなるよね。LINE、インスタグラム、TikTok…。気がつけば、あっという間に時間が過ぎていく。

受験生として、どうしても、スマホとの付き合い方を見直す必要があります。具体的には、保護者の方と話し合って、

○使用時間を決める。

○夜は何時以降は使わない。

○食事中は触らない。

など、きちんと明文化したルールを設定しよう。

そして、SNSとの関わり方。SNSは、周りの友達が遊んでいる様子を見て、「自分も遊びたい」という誘惑を生み出します。受験期は、SNSから一時的に離れる勇気を持ちましょう。

ゲーム機器も同じです。受験が終わってから、いくらでも遊べるもの。今は、未来の自分に投資する時期だと心を決めましょう。

家事手伝い

「なんで俺がそんなことしなきゃいけないんだよ!」そう思うかもしれません。しかし、家事手伝いは、君が家族の一員として、責任を果たすことの証です。そして、家事には「段取り」「効率」といった、受験に必要な要素が詰まっています。皿洗いやゴミ出し、簡単な掃除でもいい。家族のために行動する習慣を身につけることは、君の人間力を高めることにもつながるのです。


学校での過ごし方:受験は、授業と提出物で決まる

「受験勉強は塾でやるもの」なんて思っていませんか?そんな勝手な思い込みは金輪際捨ててしまいましょう。受験で一番大切なのは、学校の授業です。三年生で習うすべての内容が受験に通じています。それと、先生との関わり方も一度見直そう。先生は、君のことを一番近くで見ています。君の現在の学力こと、そして君の希望する進路先について一番わかっているのは、学校の先生です。授業に真剣に取り組むこと。先生のアドバイスを良く聞くこと。それが、合格への一番の近道です。

授業態度を改めろ

「授業中、寝てた…」「ボーっとしてた…」「どうせ塾に行くから…。」そんな君。今すぐその習慣を改めよう。授業は、プロの先生が、君たちに分かりやすく教えてくれる絶好の機会だ。先生の話を真剣に聞く。分からないことがあったら、その場で質問する。たったこれだけのことで、君の学力は伸びる方向にシフトするはず。気持ちの持ち方や、態度一つで、運命は動き出すものだと心得ましょう。

提出物を出し切る

「提出物?後でやればいい、これまでもなんとかなってきたんだから。」という君。提出物を期限内にすべて出すこと。これは、受験生の基本中の基本です。保護者の方も、お子さんが提出物をすべて出し切っているか、徹底的にチェックしてください。提出物を出せない生徒は、自己管理能力が低いとと断言できます。成績=内申点に直接影響を与える、最も重要な項目の一つだ。

時間を守る

朝も、授業も遅刻はしない。休み時間は、次に備えるための時間です。チャイムが鳴る一分前には、授業道具をすべて揃え、着席する習慣を付けましょう。時間を守るという当たり前のことができない生徒に、将来を託せる企業や学校はありあません

服装・髪型を簡素化

「オシャレしたい!」その気持ちはよくわかります。でも、それは休日でも受験が終わってからでもできること。制服をきちんと着こなす。髪型も、勉強の邪魔にならない、シンプルなものにする。見た目を気にする時間は、すべて勉強に回そう。意外とこれができない人が多い。時間を無駄にする考え方や生活習慣は、目標達成の支障になることを肝に銘じましょう。

部活動は時間いっぱい取り組め

「もう受験生だから、部活はの時間、もったいないな…」そんな考えは今すぐ捨てましょう。部活動は、君たちが成長するための大切な場。引退するその日まで、練習時間いっぱい、仲間と汗を流そう。なにかに全力で取り組んだ経験、しんどいときも励まし合って乗り越えた経験は、必ず受験勉強にも活きてくる

登下校時はさっさと行動

寄り道をやめましょう。友達とだらだらと話すのもやめましょう。登下校の時間は、無駄な時間をなくすチャンスです。家に帰ってすぐに勉強を始める。その習慣を身につけることで、他の生徒に差をつけることができます。

おわりに

4月という時期は、ただの「始まり」ではありません。勝負の1年を乗り切るための、根本的な土台を作る月です。

「こんなにたくさんの約束、守りきれるだろうか?」

そう不安になるかもしれません。でも、大丈夫。すべてを完璧に守れなくてもいいのです。大切なのは、「家族みんなで話し合い、一丸となって受験に向かう」という気持ちを確認すること、その一点に尽きます。

決めたこと、約束したことは、必ず紙に書き出して、家のあちこちに貼り出しておきましょう。自室の机の前、トイレ、冷蔵庫、食卓…。家族みんながいつでも目にする場所に貼ることで、決意を共有し続けることができます。

1年間貼り続ける覚悟で、丁寧な字で書いたり、色ペンを使ったりして、丁寧に仕上げるのがおすすめです。パソコンで作成すれば、より価値のある一枚になるでしょう。

さあ、勝負の始まりです。

家族で決めた約束事を胸に、高校受験という大きな壁を乗り越えましょう。この一年、君の成長を心から応援しています。

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